2011年3月27日日曜日

春季デザイナー研修を終えて_MISSION:26

弊社は長年、あるデザイン専門学校の学生さん向けに開かれているデザイン研修という事務所での体験研修に参加している。毎年何名かのデザイナーの卵がやってきて、1週間程度だが事務所に通って来る。

今春も3月中旬の1週間がその時期だった。今回は弊社で以前に実際行った仕事から2つの課題を用意して制作してもらうことにした。ひとつはある県の観光ポスターだ。アイディアの構築ができるのかを確認するための課題だが、こちらはかなり難しい結果となった。もうひとつは、マックでの細部までの作業がこなせるのかを見るため、ウォーキングマップを作成してもらった。こちらは良くできていた。

研修が終わって、しばらくすると、学校の先生が様子を聞きに来る。
「今回はどうでしたか?」・・・、いつも、その繰り返しで、わたしもいくつかの疑問を感じていた。『なぜ、アイディアの構築ができないのだろうか?』・・・、わたしは、何も現実的な内容を望んでいた訳ではない。学生らしい、みずみずしい発想でよいと思うのだが、あまりにも固い・地味なものを、ひとつしか考えられないというのは、どういう訳なのだろうか?また、切り口を変えた発想方法に関しては、その意味がわからないようだった。これは、今回の学生さんだけではなく、今まで来たみんなが同じような状態なのだ。

そんな中、5年くらい前と大きく変わってきたことがある。・・・お話のつづきは!
MISSION:デザイナー教育におけるディレクターの視点とは・・・>

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